mapとは
- ここで説明するmap とは次の語句からなるjavascriptのメソッドです。
- map
- 読み: マップ
意味: 地図、位置づけ
mapメソッドの概要
このメソッドは、引数に与えられた関数を配列の全ての値に対して呼び出して、その結果から新しい配列を生成します。
構文
サンプルを見る前に構文を確認しておきます。
- callback: 各要素(各値)に対して実行するコールバック関数です。引数は1つからオプションを含め3つまで受け付けます。
- value: 現在処理されている配列の要素(値)です。
- index: 現在処理されている配列のインデックス番号です。
- array: 呼び出し元の配列の全要素(全の値)です。
- ThisArg: callback内で this として使用する値です。
var newArray = array.map(callback(value[, index[, array]]){
// execute something
}[, ThisArg])
サンプルコードと実行結果
ここでは1から9の数値が代入された配列の各値に2を乗算した結果を元にして、新しい配列を生成しています。
サンプルコード: HTML
<body>
<script>...</script>
</body>
- 02: script (プログラムを実行します。)
サンプルコード: script
<script>
let array = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9];
let newArray = array.map(value => value * 2);
newArray.forEach(val => document.write(val, ","));
</script>
- 02: array (1から9の数値を代入した配列です。)
- 03: newArray (map()から生成された新しい配列です。arrayの各値に2を掛けた値になります。)
- 04: forEach() (配列の各値をwrite()で全て書き出します。)