toLocaleTimeStringとは
- ここで説明するtoLocaleTimeString とは次の語句からなるjavascriptのメソッドです。
- to
- 読み: トゥ
意味: ~に合わせて - locale
- 読み: ロケール
意味: 地域 - time
- 読み: タイム
意味: 時間 - string
- 読み: ストリング
意味: 文字列
toLocaleTimeStringメソッドの概要
このメソッドは、指定地域の表記方法に沿った文字列でDateオブジェクトの時間の値を返します。
構文
サンプルを見る前に構文を確認しておきます。
引数に対応していない古いブラウザでは、locales 引数と options 引数を無視します。 また、使用されるロケールや返される文字列の書式は、ブラウザの実装に依存します。
var strLocaleTime = objDate.toLocaleTimeString([locales[, options]]);
サンプルコードと実行結果
ここでは、このページが読み込まれた今現在の時刻をもつDateオブジェクトを新たに生成しています。
このオブジェクトの時間の部を、いくつかの地域の表記方法で書き出してみます。
サンプルコード: HTML
<body>
<script>...</script>
</body>
- 02: script (プログラムを実行します。)
サンプルコード: script
<script>
let objDate = new Date();
document.write(
"標準仕様: ", objDate.toTimeString(), "<br>",
"自動判別: ", objDate.toLocaleTimeString(), "<br>",
"英国英語: ", objDate.toLocaleTimeString("en-GB"), "<br>",
"米国英語: ", objDate.toLocaleTimeString("en-US"),
);
</script>
- 02: objDate (ページ読込み時の時刻を取得した新しいDateオブジェクトです。)
- 03-08: write() (引数の内容を書き出します。)
- 04: toTimeString() (標準の表記方法で時間を返します。)
- 05: toLocaleTimeString() (このページの言語地域に沿った表記方法で時間を返します。)
- 06: toLocaleTimeString("en-GB") (イギリスの表記方法で時間を返します。)
- 07: toLocaleTimeString("en-US") (アメリカの表記方法で時間を返します。)