getdate とは
- ここで説明する getdate とは次の語句からなる PHP の関数です。
- get
- 読み: ゲット
意味: 取得 - date
- 読み: デイト
意味: 日
getdate 関数の概要
この関数は、引数に与えた Unix タイムスタンプ値を元に、時間の情報を有する連想配列を返します。
この連想配列のキーを配列セレクターに指定することで各情報を読みだすことができます。
構文
サンプルを見る前に構文を確認しておきます。
$arrDate = getdate([intTimestamp | null])
- intTimestamp: Unix タイムスタンプを整数値で指定します。この引数を省略、または null に設定すると time() 関数と同じ結果が引数となります。
サンプルコードと実行結果
ここでは、getdate() の引数に time() を与えて、 このページが読み込まれた時点での日付情報を有する連想配列を取得してみました。
取得した連想配列から各情報を引き出して、echo を使って画面に出力してみます。
サンプルコード: HTML ( 拡張子は .php )
<body>
<?php
...
?>
</body>
- 02: <?php (php のコードを記述するための開始タグです。)
- 03: ... (この行は [ サンプルコード: PHP ] の内容の部分です。)
- 04: ?>(php の記述を終了するための終了タグです。)
- ここでは HTML ドキュメントの body 要素内に php の開始タグと終了タグを置いていますが、 開始タグと終了タグはドキュメントのどの部分に設置しても構いませんし、ドキュメント内の複数の場所に分けて記述しても問題ありません。 また、HTML ドキュメントとしてではなく、純粋に php のコードのみを記述しても構いません。 ただし、どの記述方法であろうともファイルの拡張子は .php であることが必要です。
サンプルコード: PHP
<?php
date_default_timezone_set("Asia/Tokyo");
$arrDayName = ["日", "月", "火", "水", "木", "金", "土"];
$arrDate = getdate( time() );
echo(
$arrDate["year"] . " 年<br>" .
$arrDate["mon"] . " 月<br>" .
$arrDate["mday"] . " 日<br>" .
$arrDayName[$arrDate["wday"]] . " 曜日"
);
?>
- 02: date_default_timezone_set("Asia/Tokyo"); (タイムゾーンのデフォルト値を東京標準時に設定しています。)
- 03: $arrDayName (この配列には日本の曜日名を代入しています。)
- 04: $arrDate (この配列には getdate() で得た時間情報を連想配列として格納しています。)
- 05-10: echo() ($arrDate の各情報をキーで指定して読み出して表示しています。)
2023 年
9 月
27 日
水 曜日
9 月
27 日
水 曜日
getdate で得られる連想配列のキーと値
date_default_timezone_set("Asia/Tokyo");キー | 今の値 | 値の説明 |
---|---|---|
"year" | 2023 | 年を表す 4桁の数値。 |
"mon" | 9 | 月を表す数値。 |
"mday" | 27 | 日を表す数値。 |
"wday" | 3 | 曜日を表す数値。0 = 日 ~ 6 = 土 |
"hours" | 1 | 時を表す数値。 0 ~ 23 |
"minutes" | 32 | 分を表す数値。 0 ~ 59 |
"seconds" | 6 | 秒を表す数値。 0 ~ 59 |
"yday" | 269 | 年単位で日を表す数値。0 ~ 365 |
"month" | September | 月を表す文字列。 |
"weekday" | Wednesday | 曜日を表す文字列。 |
0 | 1695745926 | UNIX 時間 (1970 年 1 月 1 日) からの秒数。 |