var_dump とは
- ここで説明する var_dump とは次の語句からなる PHP の関数です。
- variable
- 読み: バリアブル
意味: 変数 - dump
- 読み: ダンプ
意味: 放出する、投げ捨てる、取り除く
var_dump 関数の概要
この関数は、引数に与えた変数や配列の情報をダンプします。
ここで言っている 「 ダンプ 」 とは放出するという意味であり、捨てたり、取り除くという意味ではありません。
構文
サンプルを見る前に構文を確認しておきます。
var_dump(mxdValue [, mxdValues ...])
- mxdValue: ダンプの対象となるオペランド ( 式、変数、配列 など ) です。
- mxdValues: mxdValue 以外に追加したいオペランドです。
サンプルコードと実行結果
ここでは、文字列を代入した変数と配列を作成し、var_dump() を使って情報を出力してみます。
サンプルコード: HTML ( 拡張子は .php )
<body>
<?php
...
?>
</body>
- 02: <?php (php のコードを記述するための開始タグです。)
- 03: ... (この行は [ サンプルコード: PHP ] の内容の部分です。)
- 04: ?>(php の記述を終了するための終了タグです。)
- ここでは HTML ドキュメントの body 要素内に php の開始タグと終了タグを置いていますが、 開始タグと終了タグはドキュメントのどの部分に設置しても構いませんし、ドキュメント内の複数の場所に分けて記述しても問題ありません。 また、HTML ドキュメントとしてではなく、純粋に php のコードのみを記述しても構いません。 ただし、どの記述方法であろうともファイルの拡張子は .php であることが必要です。
サンプルコード: PHP
<?php
$variable = "ywork";
var_dump($variable);
echo("<br>");
$array = ["Hello", "World"];
var_dump($array);
?>
- 02: $variable (これは 文字列を代入した変数です。)
- 03: var_dump($variable) ($variable の情報をダンプします。)
- 05: $array (これは 文字列を代入した配列です。)
- 06: var_dump($array) ($array の情報をダンプします。)
string(5) "ywork"
array(2) { [0]=> string(5) "Hello" [1]=> string(5) "World" }
array(2) { [0]=> string(5) "Hello" [1]=> string(5) "World" }