SQL : AS (アス) の解説 | 独学 Webプログラミング!

この演算子は、SELECT 文で指定するカラム名を別名で表示させます。

これはデータテーブルに登録されている元のカラム名が書き換えられるわけではなく、あくまでも代替のカラム名として表示されるだけです。

データ抽出用のサンプルテーブルが必要でしたので事前に作成しています。
ここではテーブル作成までのクエリを簡易的に書いておきます。

現在、データベースにはサンプルとして以下に示す構造の japan テーブルを作成しており、そのテーブルに 47都道府県のデータを登録した状態になっています。

サンプルコード: テーブルの作成

サンプルテーブルを以下のクエリで作成しました。

CREATE TABLE japan(
	県番号 int(11),
	都道府県 varchar(10),
	県庁所在地 varchar(10),
	地方 varchar(10)
);

カラム1 (県番号) カラム2 (都道府県) カラム3 (県庁所在地) カラム4 (地方) データデータデータデータデータデータデータデータ

ここからは実際に稼働しているデータベースに接続してクエリを実行していきます。下記に配置された各ボタンをクリックすると、ボタンに書かれているサンプルクエリを実行して結果を表示します。

SELECT * FROM テーブル名;

これはテーブルデータを抽出するための基本構文です。
指定したテーブルのデータを全件、全フィールドで抽出します。この単純なクエリはデータ量が少ない場合や開発段階では利用することが多いと思いますが、実際の運用では使いません。

実行:

SELECT カラム名 AS 代替名 FROM テーブル名;

実行:

説明:
上記のクエリーは単純に列の表示名を変更しているだけです。

しかし、この AS は、単純に列の表示名を変更する為だけではなく、以下のように列のデータを使って演算した結果を新しいカラム名で表示する用途にも使用します。

実行:

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