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カラムの値を計算する

目次 (INDEX)

算術演算子とは

算術演算子とは、計算に使われる + - × ÷ などのことです。

SQL で使われる算術演算子を以下の表でまとめておきます。 算術演算子の記号は他のプログラミング言語と、ほぼ同じ仕様ですので混乱することはないと思います。

算数で使われる記号SQL の記号使い方意味
+ (足す) + a + b a と b を足す
- (引く) - a - b a から b を引く
× (かける) * a * b a と b をかける
÷ (割る) / a / b a を b で割る
... (余り) % a % b a を b で割った余り
※ oracle では a % b の代わりに、 MOD 関数 を使用します。
MOD(a, b)

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サンプルデータベースとテーブルの構造

データ抽出用のサンプルテーブルが必要でしたので事前に作成しています。

現在、データベースにはサンプルとして以下に示す構造の test テーブルを作成しており、 そのテーブルに 6人のペーパーテストの成績を登録した状態になっています。

サンプルコード: テーブルの作成

サンプルテーブルを以下のクエリで作成しました。

CREATE TABLE test(
	id int(11),
	氏名 varchar(20),
	国語 int(11),
	算数 int(11),
	理科 int(11),
	社会 int(11),
	英語 int(11)
);
id氏名国語算数理科社会英語
データデータデータデータデータデータデータ
データデータデータデータデータデータデータ

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サンプルコードと実行結果

ここからは実際に稼働しているデータベースに接続してクエリを実行していきます。 下記に配置された各ボタンをクリックすると、ボタンに書かれているサンプルクエリを実行して結果を表示します。

サンプルコード: SQL (SELECT 文の基本的な使い方)

SELECT * FROM テーブル名;

これはテーブルデータを抽出するための基本構文です。
指定したテーブルのデータを全件、全フィールドで抽出します。 この単純なクエリはデータ量が少ない場合や開発段階では利用することが多いと思いますが、実際の運用では使いません。

実行:

サンプルコード: SQL (算術演算子の使用)

SELECT 算術処理 FROM テーブル名;
実行:

説明:
SELECT 文で算術演算子を使用した例です。

上記のサンプルでは SELECT 文で算術演算子を使いましたが、下記のように WHERE 句の条件指定に使うこともできます。

参考:

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SQL の仕様上の注意点

※ SQL の予約句はアルファベットの大文字と小文字を区別しませんが、 任意で作成したデータベースやテーブル、カラムの名前などは区別されるので注意が必要です。

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