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文字列を小文字に変換する

目次 (INDEX)

LOWERとは

ここで説明する LOWER とは次の意味を持つ SQL の関数です。
Lower
読み: ロワー
意味: 低い、下げる

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LOWER関数の概要

この関数は、引数に与えた文字列やカラム内の文字列を小文字に変換し、新しい文字列を返します。

これは大文字と小文字が使われているアルファベットの変換で使用することになります。

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サンプルコードと実行結果

ここからは実際に稼働しているデータベースに接続してクエリを実行していきます。 下記に配置された各ボタンをクリックすると、ボタンに書かれているサンプルクエリを実行して結果を表示します。

サンプルコード: SQL (LOWER 関数を使わない場合)

SELECT '文字値' AS 代替カラム名;
実行:

説明:
文字列値 'XYZあぁ' を 'LOWER 関数を使わない場合' というカラム名で表示しています。

サンプルコード: SQL (LOWER 関数を使った場合)

SELECT LOWER('文字値') AS 代替カラム名;
実行:

説明:
LOWER 関数の引数に 'XYZあぁ' という文字列を与えて処理した戻り値を 'LOWER 関数を使った場合' というカラム名で表示しています。 直接の文字列値だけでなく、カラム名を指定しての処理もできます。

結果として、指定文字列である「XYZ」は「xyz」と変換されて表示されました。 しかし、日本語の「あぁ」の部分は、大文字の「あ」は小文字にはなりませんでした。 このようにLOWER 関数を使うとアルファベットの大文字が小文字に変換されて返されますが、日本語には対応していません。

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SQL の仕様上の注意点

※ SQL の予約句はアルファベットの大文字と小文字を区別しませんが、 任意で作成したデータベースやテーブル、カラムの名前などは区別されるので注意が必要です。

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